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スマートフォン向け岐阜県外来生物情報システムアプリの有用性

◎西中智樹・大澤はるか・田島孝治・廣瀬康之（岐阜工業高専）・和田　敏（岐阜県）・浅井博次・棚橋英樹（岐阜県情報技術研）

近年、外来生物によって従来より固有した生態系が崩壊していく危険性が社会的問題となっている。この解決のため外来生物の地域ごとの生態状況の把握が必要となっている。岐阜県ではＷｅｂＧＩＳを利用した外来生物の生態情報システムを構築している。住民からの目撃情報を一元的に総括することにより生息域を判断し、今後の対応策を検討できるものである。しかし、情報登録をする際に現在普及が進むスマートフォンには対応していなかった。スマートフォンに対応した情報登録できるアプリケーションを開発した。今回システムが公開されたので、住民が現場で容易に情報登録できるようになったのか、その有用性を確かめる。