O-031
嚥下有無の判別および食塊の粘性分類のための嚥下に伴う振動計測

鏑木崇史・◎大塚亮平・栗原陽介（青学大）

超高齢社会の我が国において、高齢期において運動機能を保つことは健康を維持する上でライフログによるモニタリングは重要である。本稿では高齢者の食事のモニタリングに着目し、物を飲み込む動作である嚥下運動を、開発した高感度圧力センサを用いて計測する。計測した嚥下振動は動的時間伸縮法を用いて、嚥下の有無と食品の粘性の分類の2種類の嚥下状態の分類を行うことを目的とする。さらに、異なる周波数帯域によって、嚥下状態の分類の精度の違いについて報告する。