抄録
O-022
発話内容の視覚化による会議支援の検討
○福島伸夫・西尾浩一・曽我和由・中村浩司・木全英明(NTTコムウェア)
現在の会議記録は作成された議事録のほか録音・録画で行われている。議事録は筆記者が稼働を割き会議終了後に作成される。録音・録画は参照する際に実時間を必要とする割には会議内容を理解しにくい。
本研究では、リアルタイムで会議の発言を音声認識によるテキスト化やテキストマイニングによる話題分類の視覚化を行い、会議中に交わされた議論をタブレット端末で簡易に振り返ることができる会議支援システムを試作した。システムを利用した実験結果を述べるとともに、全方位カメラを用いてテキストの発言者特定への取り組みについてもふれる。