FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
O-018
オープンデータの利活用支援に向けた可視化アプリケーションの開発
三好邦彦・皆月昭則(釧路公大)
近年,生活の利便性向上や既存サービスの活性化・新たなビジネスやサービスの創出のために官庁統計や民間統計等と呼ばれる情報・データを利活用して,新たな知識基盤社会づくりに必要な知を生成する試みがなされており,オープンデータ(Open Data)の利活用が注目を集めている.本研究では,オープンデータの利活用性を高める支援として,利用者の負担を軽減するユーザビリティの高い可視化アプリケーションを構築して公開した.本アプリケーションは,オープンデータを地理空間情報にマッピングする機能を有する.本アプリケーションにより,機械判読に適するように整形したオープンデータを入力することでヒートマップやランキング表示など各種データを簡便な操作による閲覧を可能にした.