O-005
災害時における近距離無線を利用した情報配信システム

○山中祐樹・諏訪敬祐（東京都市大）

近年スマートフォンが普及し、それに伴い無線基地局も増加したため、ネットワークに容易につなげるようになったが、それでもネットワークにつながりにくい時がある。それは、災害時などネットワークの利用が事前に予見不可能な場所である。そのような状況ではネットワークを利用することができず、不安に思う人がいると考えられる。
　これらの問題点を解決すべく、Bluetoothが期待されている。Bluetoothとは殆どの端末に組み込まれている無線通信規格であり、なおかつ端末同士を繋ぐことができる。電波の範囲は数10m程度であるが、消費電力量はWi-Fiよりも少ない。よって、これらの技術を利用したシステムは災害時の情報配信に有効であると考えられる。