O-002
遠隔操作によるCATV画面分割システムの提案

◎炭澤幸佑・菊島浩二（富山大）

災害時には避難警報や災害情報が確実に伝達され，避難することが重要である．情報伝達手段として，音声や映像，文字などが挙げられる中で人間が視覚で強く印象を受ける媒体は映像であると考えた結果，地域ごとの細かな情報を伝達することができるＣＡＴＶを用いた，映像による新たな情報伝達法を考えた．
本稿では大画面のＴＶを利用して多種多様な情報を一度に伝達可能とするモニター分割制御およびＣＡＴＶ放送とモニター分割制御を省庁などの主要機関が遠隔地からの操作を可能とする遠隔制御を組み込んだＣＡＴＶの新システムを提案した．