抄録
M-018
システム観察による無操作状態携帯端末の消費電力を増加させるアプリケーションの推定
◎栗原 駿・福田翔貴・濱中真太郎(工学院大)・小口正人(お茶の水女子大)・山口実靖(工学院大)
スマートフォンの最大の不満点はバッテリの持ち時間であるとの報告もあり,スマートフォンの消費電力の低減は非常に重要な課題と言える.Android搭載のスマートフォンには,ユーザが操作していない時間帯にもアプリケーションが動作する仕組みが備わっており,無操作状態でも電力が消費される.本研究では無操作状態におけるAndroid端末の電力消費に着目し,システムの監視により無操作時消費電力を増加させる量が大きいアプリケーションを推定する方法について提案し評価する.