抄録
M-006
SNSを用いた商店街活性化支援アプリケーションの開発
◎大門 良・伊達伸之輔・岩本健嗣・松本三千人(富山県大)
近年,地方において,少子高齢化による人口減少や購買機会の多様化による商店街の衰退が問題となっている.この問題を解決するためには,効率的な販売促進を行うことが重要である.そこで,若者を中心に利用率が年々増加しているSNSに着目し,商店街を活性化させる取り組みが行なわれている.しかし,SNS利用者のモチベーション維持が困難であるという要因から,この取り組みの継続性の維持には問題がある.そこで,本研究では,SNSに投稿された情報を閲覧したユーザがその情報の場所を訪れた際に,ユーザが訪れたことを投稿者に通知する仕組みを実現する.この仕組みを利用し商店街の活性化に貢献していることを認識させ,SNS利用者のモチベーションを維持させる商店街活性化支援アプリケーションの開発を行う.