FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
L-004
情報教育システムの開発と利用状況の可視化
鍛治一祐・青木茂樹・宮本貴朗(大阪府大)
大学等の教育機関では,情報教育システムとして多数のPC端末群が運用されている.
情報教育システムの利用状況は,教育の情報化の進展等に伴って大きく変化していると
考えられる.しかしながら,一般に情報教育システムは多数のPC端末群で構成されて
いるために,利用状況を的確に把握することは困難である.
本稿では,2014年度に導入した大阪府立大学の情報教育システムの概要を述べるとともに,
その利用状況を可視化する手法を提案する.実験では,教室単位でのPC端末群の利用率を
ヒートマップや折れ線グラフにより可視化し, 設置場所や時期による学生の利用状況の
違いや傾向を確認する事ができる.