FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
K-050
ウェアラブルデバイスによる指文字学習支援機器の開発
藤澤義範・伊藤祥一(長野高専)
本研究では眼鏡型のウェアラブルデバイスを利用した学習支援機器の開発を行っている.本機器を装着することで両手が自由になるため,両手を使った手話の学習が可能となる.本研究ではまず,手話の一種である指文字の学習に着目し,学習効率が向上するか否かを検証する.ウェアラブルデバイスを装着し,そこに拡張現実の機能を実装することで,目の前の現実に指文字が拡張されて見える.教科書などの平面では指文字の形や動作など細部まで正確に知ることができない.本機器を利用することで三次元的に指文字を見ることができ従来の教科書を使った学習より効果的だと考えている.本発表では,現在開発中の指文字の学習支援機器について紹介する.