FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
K-045
老人介護施設におけるデータ入力支援ツールの検討
高瀬 凌・大平栄二・河合雅弘(津山高専)・曽根良昭(美作大)・谷口啓子(美作市)・湯浅智成(津山高専)
データベースを用いた老人介護施設における入居者の健康状態のデータ管理システムの検討を行っている。現場では,介護作業が忙しく,入力する時間がないといった問題があった。また,パソコンに不慣れな人が多く,データ入力を敬遠する傾向にある。このため,(1)データ入力のハードルを下げるとともに,(2)データ入力により現場の業務の改善が実感できるツールの開発が重要である。今回,(1)に関して,現場の意見を参考に,直感的にわかりやすく,できるだけキー入力操作の少ないタッチ操作を主体としたインターフェースを開発し,現場で評価して頂いた。また,(2)では,早急に処置が必要な患者を検索して表示するツールを開発した。