抄録
K-006
ユーザの好みの速度で提示可能なアニメーション提示システムの提案
◎十河憲章・重田和弘(香川高専)
マルチメディアコンテンツにおいてアニメーションを表示する際には、ユーザの好みの速度で提示することが望ましい。そこで、ユーザの精神テンポの値を用いてユーザの好みの速度を推定し、その速度で表示することができるアニメーション提示システムを提案する。ユーザの精神テンポと被験者が最も心地よいと感じるアニメーションの速度の関係を実験で調査した。その結果、精神テンポとアニメーションには相関があり、精神テンポから好みのアニメーション速度を推定できることを示した。