抄録
J-048
空間上に配置された複数レーザー光を用いたユーザーインターフェースの提案
◎小瀨木悠佳・亀山眞也・児玉賢史・明石重男(東理大)
画像認識技術の向上により、カメラを用いたユーザーインターフェースの研究が数多く行われている。その応用例は多岐にわたっているが、実社会ではプライバシー保護等の理由からカメラを設置できない場合がある。
そこで、本研究ではカメラの代わりに複数のレーザー光を用いたユーザーインターフェースシステムを提案する。レーザー光を空間上に等間隔で投射することで、手の動作を三次元上で認識できるようにする。その結果、仮想物体に対して操作を可能にする。実験環境は、レーザー光を模倣したシミュレータ環境を構築した。複雑形状モデルへの操作における計算の高速化、およびレーザー光の本数を減らすための手法を提案する。