抄録
J-044
訪問看護師のための知識科学的eラーニングを活用した学習モデル
○三宅由美子(北陸先端大)
近年の訪問看護ステーションの増加に伴い、訪問看護師を育成が求められている。訪問看護師は、利用者の家族とコミュニケーションを図ったり、在宅で看護したりするため、病院勤務の看護師とは異なるスキルを習得することが必要である。
訪問看護師のスキルアップにeラーニングを活用すれば、時間と場所を選ばずに学習をすることができる。さらにeラーニングの学習を通じて、訪問看護師の経験から蓄積された暗黙知を表出化させて、形式知とし、組織内で共有することにより、訪問看護の価値を向上させることに効果がある。
本研究では、訪問看護師の人材育成の状況を調査・分析し、訪問看護師のためのeラーニングを活用した学習モデルを提示する。