FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
J-036
高齢者見守りネットワークに用いる宅内センサ・エージェントの設計と実装 : 総務省SCOPE地域ICT振興型研究開発
和崎克己・新村正明(信州大)・下井信浩(秋田県大)
総務省SCOPE採択課題「複合センサを用いた地域型独居高齢者生活サポートシステムの研究開発」で制作中の,宅内センサ・エージェント「MaMoRu-Kun」の設計と実装について説明する.秋田県立大では独居高齢者の就寝時見守りを目的としたベッドモニタ・枕センサを開発してきた.本研究で開発するエージェントは,独居老人宅内の無線ネットワークに接続され,各種スイッチや動体検知センサ,リモコン等のトリガー情報を収集し,ベッドセンサの状況と共にLTEルータで接続された全データ収集・監視サーバへ送出する機能を有する.本エージェントはArduinoとBluetooth接続されたAndroid端末により実装される.