J-027
対話とSNSを利用した情報を蓄積・利用する対話システム“第二の自分”の構築

◎三木康太・宮部真衣（和歌山大）

人間とコンピュータが対話する対話システムの研究が多くなされている．
しかし自然な会話を行えるシステムは多くなく，自然さ・面白さの向上を目的と
した研究も多い．
我々は，ユーザの情報や一般的知識の利用により，特定ユーザへ最適化した対話
を実現することで，特定ユーザの満足度向上に役立つと考えた．
そこで本研究では，ユーザの情報を蓄積し，利用する対話システムを提案する．
特定ユーザに特化することにより，ユーザの記憶の保存，ユーザに最適な情報の
提示，他者からの利用ができる仕組みを目指す．
本稿では対話およびSNSからユーザの情報を獲得する手法を構築し，ユーザ情報
が獲得できるか評価する．