FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
I-031
画像処理を用いた在庫閲覧システムの開発と評価
檜山正樹・田村 仁(日本工大)
近年、食品廃棄物の増加が問題となっている。この問題の主な原因は家庭から出される過剰購入といった原因による直接廃棄である。これらを改善するために本システムの開発を行う。本システムは画像処理を用いた在庫閲覧システムとなっておりは家庭を想定したシステムとなっている。家庭用冷蔵庫にカメラを取り付け画像処理により冷蔵庫の中身を随時更新し内部の食品を個別にデータベースに登録する。そのデータベースを外部端末により閲覧することで買い忘れや過剰購入を防ぐといった目的のため開発を行う。実験では家庭で出たごみの種類、量から本システムによって直接廃棄量を減少させることができたかを調査する。