FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
I-020
跳躍性眼球運動および周辺視が仮現運動の知覚に与える影響に関する研究
山野井陸・井ノ上寛人・鉄谷信二(電機大)
本研究では、ベータ運動を中心固視した後に、跳躍性眼球運動を経てそのベータ運動を周辺視で観視すると、知覚速度が変化する現象に着目し、この現象の誘発要因の解明を目的とする。主観評価実験の結果、跳躍性眼球運動の後に周辺視でベータ運動を観視すると、その瞬間に知覚速度が上昇し、しばらくすると元の知覚速度に戻ることが明らかとなった。