FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
I-018
口唇動作を用いた日本語発話トレーニング法の検討
菅沼美由起・山村知生・星野祐子・山田光穗(東海大)
近年,コンピュータ技術が進歩して多様な情報を用いる情報化社会となってきている.中でも,我々は音声認識と顔認識を合わせた口唇動作認識に着目し研究を行っている.口唇動作の研究は古くからされており,輪郭でパターンマッチングを行い,トラジェクトリ移動量を用いる方法など様々な方法があるが,これまで我々は発話認識を行うことを目的とし,パワースペクトルとその相関を求める手法を用いてきた.しかし,研究を行う中で口唇動作による認識は個人差により認識率が低下することがわかった.以上のことから私たちは発話改善を目的としたトレーニング手法の提案をする.