FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
I-004
箸の正しい使い方支援システムの開発
山川和樹・田代裕子・齊藤 剛(電機大)
正しく箸を扱う重要性が、今日潜在的にある。箸を正しく扱うことは食べ物を扱いやすくなるだけでなく、見た目の美しさの点からも重要である。しかし、正しい箸の扱い方ができる人の割合は減少傾向にあり、正しい扱い方を覚えたいと考えていても教わることができないという問題が生じている。そこで、本研究では箸の持ち方、動かし方が正しく行うことができているかを、デバイスを用いて認識し、適宜指導を行うシステムを開発することを目的とする。箸を持つ位置、指の位置などの項目から箸の持ち方の正確さを判定し、動かした時の箸の先端の開き具合や角度などから動かし方の正確さを判定する。