FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
H-024
機械学習に基づく速度規制標識の検出と認識
岡 兼治・宮田繁春(近畿大)
前報告では、速度規制標識の検出に対して、Haar like特徴量、Hog特徴量、LBP特徴量を機械学習に利用した検出結果を比較検討した。本報告では、その検討結果を踏まえ、速度規制標識を検出した後の速度規制の数字認識処理に対して検討している。認識にはニューラルネットを利用する。車載カメラで撮影された標識画像をニューラルネットに画像入力する場合、周囲の光環境が大きく画質に影響を及ぼすためうまく前処理を行う必要がある。実環境で検出される速度規制標識に対して、数字認識のための処理法と実験結果について述べる。