FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
H-023
より大きな多カテゴリ認識問題の正解率推定に関する検討
高橋知生・酒井 充・丸山 博(富山大)
数百万カテゴリを含む物体認識のように非常に多くのカテゴリを含む認識問題が存在すが、そのような場合の認識実験では、全てのカテゴリを対象とすると膨大な時間が必要となる。そこで、実験時間の短縮のため、その部分集合を対象とする認識実験の結果を基に全体の認識率を推定する方法が望まれる。今回、実験対象におけるカテゴリ集合のより小さい部分集合で同じ大きさのものの正解率の期待値を用いて推定を行う方法を提案し、実験による評価を行う。