抄録
G-011
人物を指定した人体及び臓器の3D表示に関する検討
◎大谷昌大・永瀬 宏・今村俊樹・内方翔希・齋藤優介(金沢工大)
医療分野では、CTのデータを見る際に知識やスキルが必要になり、CTを理解できる専門家をいかに養成するか、CTの状態でどのように患者や家族にうまく説明するのかという2つの問題があげられ、今回は後者を検討した。課題としては、CTは局所的にしか撮影できないため、全身を再現するためにBodylinescannerを使用した。その際、特定の臓器を表現するために、あらかじめZBrushで臓器を作成した。そのあとにCTから断面を見て形を近づけていく作業を行った。広いスペースや大型の機材を使用しなくても臨場感を出すためにOculusRiftを使用してリアリティを高めていく。これらの設計を進めていき、本研究ではこの3つを使って現在開発中の結果を報告する。