FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
F-033
エージェントによるリスク認識向上の研究
斎藤耕一(Ltd.kougetu)
住民はリスクに対して臨機応変に行動するためにリスク認識の向上が求められる.一方,その住民の町会組織は,当該町会の一人一人の意見をくみ取り,町会として様々なリスク対策の選択肢(オプション)を増やし,適時にリスク対策の情報提供を行う.
本論文では,エージェントはWeb上のリスクに係わる数多くある自由回答のデータベースから自由回答のテキストマイニングによる当該町会の分析者のリスク対策の新たな知識発見を補助する.分析担当者は,エージャントの助けによりリスク対策の新たな知識を抽出する.抽出された知識は,町会住民の家に出向いていって住民が求めているだろう新たな情報としての確認を行い町会組織の自主活動に活かす.