抄録
E-021
バイノーラルマイク自作に関するマイク配置の検討
◎菱田洋平・平山 亮(大阪工大)
近年,臨場感や立体感を感じることのできるメディアコンテンツが普及している.音響分野では,ダミーヘッドを用いた録音方式があり立体感のある音声が収録可能である.しかし,ダミーヘッドは高価なため一般には普及せず,収録者の耳に自作マイクを装着されることが多い.自作した場合,耳穴からマイクの距離が曖昧である.本研究では,耳穴とマイクとの距離により収録される音声にどのような変化があるか,耳に装着する際のマイクの配置を検討する.