抄録
D-029
流言拡散防止のための情報確認行動促進システムの提案
◎柿本大輔(和歌山大)・荒牧英治(奈良先端大)・宮部真衣(和歌山大)
近年,マイクロブログなどの普及により,ユーザはリアルタイムに多種多様な情報を取得・発信することが可能である.一方,情報の取得・発信時に,誰もが情報の信頼性を正しく判断することができるとは限らず,流言も伝播されやすい.災害時などでは,流言の伝播によって深刻な問題が引き起こされる可能性がある.そのため,流言の拡散を防止する仕組みが必要である.
そこで本研究では,流言の訂正情報に基づいて,ユーザの情報確認行動を促進することで,流言の拡散防止を支援するシステムを提案する.