D-019
共通データモデル対応データ管理システムにおけるデータモデルのバージョンアップ対応を容易化するデータアクセスアダプタの設計

○出射英臣・石井陽介・宮田康志（日立）

水平・垂直統合による業務効率化、並びにデータ統合分析を活用した新サービス創生容易化のために共通データモデルの利用が拡大している。共通データモデルに対応するデータ管理システムを中長期的に運用する上で、年々発生するデータモデル標準規格更新への対応容易化、並びに随時更新が発生する実業務と利用データモデルとの整合作業の容易化が課題となる。そこで、システム構成パラメータのテンプレート化に着目し、データアクセスアダプタに対してデータモデルのバージョンアップに伴うカスタマイズ作業を容易化する技術を検討した。本稿では、電力業界への適用を想定したデータアクセスアダプタの設計内容について報告する。