FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
C-008
αβ 法を用いた Trax ゲームソルバに関する研究
大久保慎也・長名保範・坂本洋平・松田紘作(琉球大)
近年、盛んに行われるゲーム情報学研究の一環としてTraxのゲームソルバを作成した。 実装は全てソフトウェアで行っており、プログラミング言語はC++を用いている。基底クラスをベースとしてクラス継承を繰り返し機能を追加していくという形で構成している。探索アルゴリズムはαβ法を用い、各定石を検出し評価を行い最善の手を検出する。ゲームソルバを作成していく過程でアルゴリズムの性能の向上、膨大な計算量の削減に成功した。また、評価関数を変更することによる性能の変化が著しいため検証が必要であると考えている。