C-002
スマートフォンとパソコンの接続の有無を用いた在席・離席検知と知的照明システムへの応用

◎提中慎哉・三木光範・中原蒼太・外村篤紀・間　博人（同志社大）

我々は執務者が要求する任意の照度を任意の場所に最小の電力で実現する知的照明システムを提案している．知的照明システムでは各執務者が在席・離席を手動で変更しているが、適切に変更しない執務者がいた．そのため，離席しているにも関わらず，不要な照明が点灯しており省エネルギー性が低下していた．そこで，スマートフォンとパソコンの接続の有無によって在席離席の状態を管理する手法を提案する．パソコンにスマートフォンが接続されている場合を在席，未接続の場合を離席と判断する．提案手法を用いることで，在席・離席状態の適切な検知が可能であると確認でき，提案手法を知的照明システムに応用し，省エネルギー性の向上を確認した．