FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
B-024
B-Methodにおけるリファインメントの集約化手法
福泉真隆・織田 健(電通大)
B-Methodによる高信頼ソフトウェアを分解、部品としての整備、要求に応じて合成によりソフトウェアを生成する手法を我々は提案してきた。
B-Methodの開発では抽象度の高いモデルから、より具体的なモデルへのリファインメントを繰り返す。
この段階的詳細化を考慮してソフトウェア部品を不都合なく生成するためには、部品の仕様として相応しいモデルの抽象度の決定と、再利用元のソフトウェア毎に異なるリファインメントの段数の固定を行う必要がある。
本発表では部品仕様としてのモデルの抽象度を定めたうえで、詳細化の段数を集約するための手法を提案する。