FIT2016 第15回情報科学技術フォーラム 開催日:2016年9月7日(水)~9日(金) 会場:富山大学キャンパス
抄録
A-010
テストコード半自動生成を用いたプロトタイプ検査とVDM++妥当性確認のコスト削減
森島 耕・和崎克己(信州大)
著者らの従来研究であるVDMJWebサービスは,支援ツールとの通信を行うAPIを組み込んだGUIを持つ外部アプリケーションをJavaServletで記述することで,Webブラウザ上で直感的に妥当性確認ができる.JavaServletのスケルトンコードをアクテビティ図から自動生成する手法も併せて提案しており,これらを組み合わせることで妥当性確認のコストを削減できる.しかし,繰り返し行われるような十分なテストを手動で行うのはコストがかかるという問題点があった.そこで,対象のVDM++コードやUML図から必要情報を抜き出し,それらの情報を元に十分なテストコードを半自動生成する手法を提案し,プロトタイプ検査工程の効率化を図る.