FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
イベント企画
第6回 相磯秀夫杯 デザインコンテスト The 1st RECONF/CPSY/ARC/GI Trax デザインコンペティション 本選
9月17日(木) 13:00-16:00
第2イベント会場(講義棟1階グリーンホール)
【セッション概要】 高度化・多様化が進むコンピュータシステムの基盤技術を支える研究者・技術者の育成と交流・研究開発の成果検証を目的に、零和二人ゲームであるTraxを題材とした設計コンテストを開催します。ゲームはルールが明確で評価がしやすく、また、それ自体が興味深いことから、情報処理の例題として盛んに用いられ、探索、データベース、機械学習、専用アーキテクチャなど広い範囲で大きな成果につながっています。
本企画では、参加者に、予め、FPGA上の専用回路あるいはソフトウェアとしてTraxプレーヤを設計してもらいます。当日は、参加者が設計したプレーヤを持ち寄り対戦させ勝敗を競います。システム設計技術・アーキテクチャ技術・リコンフィギャラブル技術・人工知能応用技術やヒューリスティック探索技術および関連技術について、先端の研究開発の成果をアピールする機会となることを目指します。
13:00-13:45 司会
佐藤 幸紀(東京工業大学 学術国際情報センター )
【略歴】 2006年東北大学大学院情報科学研究科・博士課程修了、博士(情報科学)。同年半導体ファブレスのベンチャー企業に入社し圧縮音楽再生専用マイクロプロセッサの研究開発や東北大学民間等共同研究員として携帯機器向けシステムの低電力化に関する研究開発に従事。2007年より北陸先端科学技術大学院大学情報社会基盤研究センターにて高性能計算システムやその応用、カスタムコンピューティング技術に関する研究に従事。2015年4月より東京工業大学学術国際情報センターにてメモリ階層対応プログラミングモデル・アーキテクチャ協調設計に関する研究開発やビッグデータ処理のアクセラレーションに関する研究に従事。
13:45-14:30 司会
中原 啓貴(愛媛大学 大学院理工学研究科電子情報工学専攻中原研究室 講師)
【略歴】 2007年九州工業大学大学院情報創成工学研究科博士後期課程修了。2007年九州工業大学産学官連携研究員、2011年鹿児島大学大学院理工学研究科助教を経て、現在、愛媛大学大学院理工学研究科講師。組込みシステム・リコンフィギャラブルシステム・電波天文用信号処理装置の研究に従事。2012年第11回情報科学技術フォーラム(FIT2012) 船井ベストペーパー賞を受賞。情報処理学会、電子情報通信学会、IEEE、ACM各会員。
14:30-15:15 司会
保木 邦仁(電気通信大学 大学院情報理工学科 准教授)
【略歴】 2003年東北大学理学研究科博士後期課程修了。2003年からトロント大学博士研究員。2006年には東北大学大学院理学研究科研究支援者。2007年から同研究科助手。2009年には東北大学高等教育開発推進センターへ移動。2010年には電気通信大学先端領域教育研究センター特任助教。2015年から現所属。
15:15-16:00 司会
三好 健文((株)イーツリーズ・ジャパン )
【略歴】 2007年東京工業大学院物理情報システム専攻博士課程修了。博士(工学)。同年東京大学情報理工学系研究科特任助教。東京工業大学情報理工学研究科産学官連携研究員、電気通信大学大学院情報システム学研究科助教を経て、2012年株式会社イーツリーズ・ジャパンに入社、2014年わさらぼ合同会社を設立,現在に至る。FPGAによるネットワーク処理アクセラレータの研究、開発やJavaを入力言語とする高位合成処理系Synthesijerの開発に従事。