FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
イベント企画
サイバーワールドの10年 -これまでと今後の展望-
9月15日(火) 13:00-15:00
第3イベント会場(講義棟1階 講11)
【セッション概要】 サイバーワールド研究会を設立10年を記念し、Cyberworldsを取り巻く環境について、この10年間を振り返りつつ、今後の展望などについて講演・議論を行う。本研究会では、Cyberworlds構築のために必要となるヒューマンインターフェース分野、情報処理分野、さらにWebサービス技術などのネット応用など、幅広い分野の最新の成果を統一的に俯瞰しつつ、 各分野に通底する技術基盤を明らかにするとともに、今後の展望を得るための幅広い分野の方々と相互に意見交換を行う場を作ってきた。この10年間で我々の生活に変化をもたらしたCyberworldsについて、これまでの研究会の活動を振り返りながら、今後の展望などについて議論を行う。
司会:磯 和之(日本電信電話株式会社 NTTメディアインテリジェンス研究所 主任研究員)
【略歴】 2000年北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科博士前期課程修了。2000年日本電信電話株式会社入社。主に、バーチャルリアリティ、3次元映像を用いた映像コミュニケーションに関する研究に従事。現在、NTTメディアインテリジェンス研究所主任研究員。IEEE、情報処理学会、バーチャルリアリティ学会会員。
13:00-13:20 講演(1) これまでのサイバーワールド -当初の目的とその後-
田中 英彦(情報セキュリティ大学院大学 学長)
【概要】 2005年に設立されたサイバーワールド時限研究会が、これまで10年間で扱った様々な研究活動分野のうち、主に前半5年の部分について、まとめて報告する。
【略歴】 1970年東京大学大学院博士課程修了、工学博士。東京大学工学部教授、同情報理工学系研究科教授・研究科長を経て、2004年情報セキュリティ大学院大学教授、研究科長。2012年同学長。計算機アーキテクチャ、分散処理、知識処理、デペンダブル情報システム等に興味を持つ。著書に「非ノイマンコンピュータ」「計算機アーキテクチャ」「Parallel Inference Engine」など。情報処理学会名誉会員、人工知能学会名誉会員、電子情報通信学会フェロー、IEEEライフフェロー。
13:20-13:40 講演(2) 「宇」と「宙」から見たサイバーワールド
羽鳥 好律(神奈川工科大/東工大IIDP 客員教授/特命教授)
【概要】 サイバーワールド研究会の担当期間における活動概要を紹介する中から、他の研究項目との空間的拡がりや繋がり、そして本分野の時間的発展深化の歩みを見い出して(見いだせたら良いのだが・・・)、その結果を基に問題提議をしたい。
【略歴】 1971年東大・工・電気卒。同年国際電信電話(株)(現KDDI)入社。工博。 2003年から東京工業大学大学院総合理工学研究科教授。2015年より神奈川工科大学客員教授、東京工業大学特命教授。現時点における(本人の認識としての)本務は、博士課程修了者のキャリア開発支援。研究に関しては、映像信号の高能率符号化方式、特に非直交関数系を用いた符号化方式の開発に執念を燃やしている。
13:40-14:00 講演(3) サイバーワールドはどこへ向かうか?
井原 雅行(日本電信電話株式会社 NTTサービスエボリューション研究所 主幹研究員)
【概要】 サイバーワールドはバスワードながらもICTが欠かせなくなった社会で無視できない概念である。生まれては消えていくICTサービスが乱立する中で、長く生き続けるサービスに必要な要素をサイバーワールドの方向性とともに展望する。
【略歴】 1994年東工大・修士了。同年、NTTヒューマンインタフェース研究所入所。人間の好みのモデル化、価値観共有、ヒューマンアフォーダンスの研究等に従事。近年は災害時向け情報流通技術の開発、事業化に取り組む。2002-2003年加国New Media Innovation Centerおよびブリティッシュコロンビア大学にて客員研究員。現在NTTサービスエボリューション研究所主幹研究員。工学博士。ACM、電子情報通信学会、情報処理学会、画像電子学会各会員。
14:00-15:00 パネル討論 新たなサイバーワールドフィールドマップを作る -今後の発展領域と研究分野-
【概要】 今後の10年間のサイバーワールドに関する研究分野や発展領域について、パネリストを含め、本企画に参加いただいた様々な分野の研究者の方々と議論し、新たなサイバーワールドフィールドマップを構築する。サイバーワールド研究会では教育、ゲーム、医療、セキュリティ、モバイル、ロボット、ソーシャルネットワークなどなどと、密接に関わるサイバーワールドについて、この分野での研究の進め方、キャリア形成、今後注目したい研究領域等について議論する。
司会:磯 和之(日本電信電話株式会社 NTTメディアインテリジェンス研究所 主任研究員)
【略歴】 2000年北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科博士前期課程修了。2000年日本電信電話株式会社入社。主に、バーチャルリアリティ、3次元映像を用いた映像コミュニケーションに関する研究に従事。現在、NTTメディアインテリジェンス研究所主任研究員。IEEE、情報処理学会、バーチャルリアリティ学会会員。
パネリスト:田中 英彦(情報セキュリティ大学院大学 学長)
【略歴】 1970年東京大学大学院博士課程修了、工学博士。東京大学工学部教授、同情報理工学系研究科教授・研究科長を経て、2004年情報セキュリティ大学院大学教授、研究科長。2012年同学長。計算機アーキテクチャ、分散処理、知識処理、デペンダブル情報システム等に興味を持つ。著書に「非ノイマンコンピュータ」「計算機アーキテクチャ」「Parallel Inference Engine」など。情報処理学会名誉会員、人工知能学会名誉会員、電子情報通信学会フェロー、IEEEライフフェロー。
パネリスト:羽鳥 好律(神奈川工科大/東工大IIDP 客員教授/特命教授)
【略歴】 1971年東大・工・電気卒。同年国際電信電話(株)(現KDDI)入社。工博。 2003年から東京工業大学大学院総合理工学研究科教授。2015年より神奈川工科大学客員教授、東京工業大学特命教授。現時点における(本人の認識としての)本務は、博士課程修了者のキャリア開発支援。研究に関しては、映像信号の高能率符号化方式、特に非直交関数系を用いた符号化方式の開発に執念を燃やしている。
パネリスト:井原 雅行(日本電信電話株式会社 NTTサービスエボリューション研究所 主幹研究員)
【略歴】 1994年東工大・修士了。同年、NTTヒューマンインタフェース研究所入所。人間の好みのモデル化、価値観共有、ヒューマンアフォーダンスの研究等に従事。近年は災害時向け情報流通技術の開発、事業化に取り組む。2002-2003年加国New Media Innovation Centerおよびブリティッシュコロンビア大学にて客員研究員。現在NTTサービスエボリューション研究所主幹研究員。工学博士。ACM、電子情報通信学会、情報処理学会、画像電子学会各会員。