FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
RO-009
サーバサイドイメージレンダリングによるWeb UIコンポーネントフレームワークの試作と評価
内海宏律・黄 双全・菊地大介・齋藤邦夫・手塚 大(日立ソリューションズ東日本)
スマートデバイスの普及に伴い、既存のシステムをWeb化し端末のWebブラウザから利用するニーズが増加している。しかし描画に多くの計算量が必要な画面の場合、端末の性能が不十分で実用的な応答性能が得られない。そこで、負荷の高い描画をサーバ上で実行し結果を画像として転送することで軽量な動作を実現するWebUIコンポーネントフレームワークを提案する。これにより従来手法では表示が困難な画面がWeb上で表示可能となる。また、UIコンポーネントとすることで他のUI部品と組み合わせデバイスの特性に合った画面を構築できる。アプリケーションのWeb化において評価を行い、描画する画面の解像度によらず提案手法が適用可能なことを示した。