抄録

◎古谷勇樹・林　真史・山本隆弘・長尾和彦（弓削商船高専）

近年、深刻なIT技術者の不足により、プログラミング教育の義務教育化などの取り組みが行われている。プログラミング教育は理解することが難しく、授業の単位時間のみでの習得は困難であるため、多くの学校ではプログラム課題を実施し、生徒の自学自習を促している。しかし、プログラミング課題には教員の採点作業の負担が大きい,生徒の学習効率の低いと言った問題がある。この問題の解決策として、プログラム自動実行システム（OJS）と学習管理を行うmoodleを連携した学習環境を利用することで、採点作業の効率化、学習効率の向上を図る。moodleと連携可能なOJSを調査した結果、３種類のOJSを発見した。本論文ではこれらの実装・試験運用・比較を行う。