FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
RJ-001
注意散漫状態の検出に向けたドライバ身体情報の分析
佐藤和人・勝又健太郎(秋田県大)・伊藤桃代(徳島大)・間所洋和(秋田県大)・門脇さくら(スマートデザイン)
運転タスクと暗算タスクを同時遂行する「注意散漫状態」を模擬した走行実験を行い,交差点進入時に遭遇するヒヤリハットと運転状態の差異による安全確認行動の特徴を解明する.具体的には,ヒヤリハット遭遇前後における視線と顔向きの時系列変化に着目し,交差点進入時の注視行動と一時停止後の安全確認行動に時間区分した分析を通して,注意散漫状態を特徴付ける行動パターンを抽出し,危険運転予測モデルの構築に向けた知見の獲得を目指す.