FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
RC-009
DRC検証作業の負荷を軽減するシステムの開発
亀井智紀(早大/TOOL)・渡邊孝博(早大)
DRCツールの出力結果であるエラー図形をレイアウトデータに重ね合わせて画像を保存するシステムを作成した.この作業はすべてバッチ制御で自動実行されるため,作業者が個々に操作をして画像を保存する場合と比較して,大幅に作業が軽減される.また,従来のバッチ処理では難しかった”エラー図形群を適度な大きさでまとめる”という処理を行うため,階層的クラスタリング法を使用して任意のクラスタサイズで画像を保存した.エラー図形一つを1枚の画像に保存する従来の方法と比較して出力画像数を大幅に減らすことができた.また下位階層セルに存在するエラー図形をTOPセルから見た状態で画像を作成することも可能にした.