FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
O-064
「世界日本学」の提案
沢 恒雄(遊工学研)
環境・社会・経のトリレンマや政治・経済・金融などの諸相で飽和的なマルチトリレンマの状況にある。ホモサピエンスの温存に賭けて生物人類温存モデルと文化言語温存モデル2大モデルを提案している。人口増加率と工業化率の抑制しか緩解の方略はない。
その緩解は、先人の良質な遺産と日本の本質的な安寧社会を世界に発信・認識・実践を目途としてCOEの機能を果たさねばならない。文化・経済大国の責務であり、義務でもある。国際日本ではなく、世界日本学の概念を確立してディジタルディプロマシーを強化しないと22世紀は、ホモサピエンス不在の地球となろう。緩解は、いましめの意味を込めて艦戎でもある。