FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
O-063
2大モデルによるマルチ・トリレンマ艦戒(緩解)の研究
沢 恒雄(遊工学研)
20世紀の工業化社会から21世紀は、知識社会といえる。しかし、経済を主体にした社会は、自由主義社会と民主主義の状況は、各種のトリレンマの状況にある。特に、環境・社会・経済のトリレンマの状況では、22世紀に人類は100億人に増加すると予測されている。糸川英夫博士は、100億人の人類の生存を賄う資源が大幅に不足することから人類滅亡を予測した。政治・経済や金融の領域でもトリレンマの状況を呈しており、マルチトリレンマと定義した。これらの関連を研究する。トレリンマの解決は、すでに不可能である。ただし、人類の温存を謀るモデルを提言した。すなわち、生物人類温存モデルと言語文化温存モデルを2大モデルを提言した。当研究では、開発済みの思考支援環境を提供する機能のGMAIS(Global Model architecture Information System)の概念によるモデルベースを知的財産として概念構築して、それを戒めとして世界に情報発信による啓蒙活動をディプロマシーをする。