FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
O-052
ニートの予兆が見られる学生の意志力向上を図る手法の提案
松下慎一郎・中西 惇・梶原祐輔・島川博光(立命館大)
怠惰な学生が大学に行かず,ニート化することが問題となっている.本研究は,怠惰な学生の意志力を鍛えることを目指す.怠惰な学生は,将来に危機感をもったとき立ち直おろうとすると本研究では考える.本研究は,スマートフォンのGPS機能や加速度センサなどを用い,定められた時間に期待される場所にいない学生を見つけ,通学や運動など適度な苦労を伴う行動を提案し,その実施具合を測定する.実施具合に応じてポイントを加減算し,結果を対象学生に提示する.さらに,多くの学生のポイントを集計し,全体の中での対象学生の位置付けを計算する.対象学生に一般の学生や他の怠惰な学生と自らを比較させ,彼らがニートに陥ることを防ぐ.