FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
O-049
唐突な動作と大きな音によるオフィスでのイライラ状態の推定
張 志華・高岡伸明・梶原祐輔・島川博光(立命館大)
オフィスにおいて、仕事がうまく進まないとイライラする人が多い。イライラしている人は、怒鳴る、声をかけても返事をしないなど、周囲の人に不快感を与える。本研究ではイライラしている状態を検出する手法を提案する.イライラしている人は、机にものを激しく置き大きな音をたてるなどの逸脱した行動をとる。提案手法は、唐突な動作と大きな音から逸脱した動作を検出する。動作の認識においては、映像データは対象者に被監視感を与えるため、対象者とその周囲との輝度分布を用いる。過去と現在の自身の差と、他人と自身の差により二次元モデルを作成し、イライラ状態を推定する。イライラしている作業者の検知により、職場環境を改善する。