FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
O-047
複数センサを利用した移動状態の推定手法に関する検討
吉田慶介・小栗悠生(電機大)・松野省吾(電通大)・大山 実(電機大)
日常的に持ち歩く情報端末に搭載されたセンサから取得可能な情報を用いて人間の行動を認識しようという試みが活発に行われており,移動状態の推定は GPS やマイクを用いた方法や,単一3軸加速度センサなどのセンサ類を用いた方法等が提案されている.本研究ではスマートフォンに搭載されているセンサ類を利用し,スマートフォン端末単体での移動状態の推定を行う手法について検討した.また被験者5名による評価実験を行い,加速度センサに加えて気圧センサを用いることが推定精度向上に有効であることを示した.