FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
O-035
スマート環境センシング基盤の構築と地域デザインへの応用に関する研究開発
都築伸二・森脇 亮・山田芳郎(愛媛大)・柴田裕輔(愛媛CATV)・森本健一郎・阿部幸雄(アイムービック)・越智正昭・須東博樹(ハレックス)
小中学校内に設置されている百葉箱内で収集した気象データと、太陽光発電量データとを、一定時間毎(本稿では1分毎)に伝送し、JGN-X(総務省所管ネットワーク)内のサーバに蓄積するネットワーク基盤を構築し運用した。収集したデータは、学校の環境教育に使えるコンテンツにしてリアルタイムに配信するようにした。学校外からも同様にして環境データを収集した。これらの収集した気象と発電電力情報を用いて統計処理を行い、太陽光パネルを気象センサ化した。また、蓄積したデータを用いてCATV契約者限定コンテンツや、松山平野共通サービスを開発し、これらの有用性を検討した結果を報告する。