抄録

◎吉田圭佑・丹羽佑輔・大囿忠親・新谷虎松（名工大）

本研究では、WebブラウジングにおけるWebページの一時的な保持を考慮したWebブラウジング支援システムを試作した。タブなどによるWebページの保持において、後からそれらのWebページを見たくなった場合に、該当のWebページを見つけるのが手間である。解決のために、Webページをサムネイル画像として管理する手法が挙げられる。この場合、多くのサムネイル画像により画面が占有されるという問題がある。本研究では、本研究室で開発中のHTML5コンテンツを透過的に表示可能な透過レイヤーを利用することで、この問題を解決した。本稿では、本ブラウジング支援システムの実装について説明する。