FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
L-040
有理関数補間を用いた(k, n)しきい値秘密分散法の不正者検知・特定
坂口昌隆・甲斐 博(愛媛大)
秘密分散法の課題の一つが不正な分散情報の検出と特定である.不正者の検出の上限が高い手法として(k,n)秘密分散法に対するHarnらの手法があるが,この手法では組み合わせ問題を解くため計算時間が問題となる. 本論文では,ある条件を満たすときに有理関数による近似を用いて計算速度を向上させることができることを示す.