FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
L-002
マルウェア可視化システムの実装について
浦辻和也(愛媛大)・松重雄大(神戸大)・甲斐 博(愛媛大)・森井昌克(神戸大)
インターネットの急速な普及により多種多様なマルウェアが膨大な数で蔓延し,その被害は年々増加している.アンチウィルスソフトウェア開発企業によりマルウェアの情報は公開されているが,その内容は一般的にわかりやすいものにはなっていない.そこで我々はマルウェアの特徴の理解や比較を助けるためマルウェアの可視化手法の検討を行っている.本研究では,すでに提案しているマルウェア可視化手法を用いて,複数のマルウェアを選択し可視化するためのマルウェア可視化システムについて述べる.例を用いて提案システムの有効性について検討する.