FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
K-012
ソフトウェア公開による小規模eラーニングに対するニーズの分析
小島一秀(阪大)
近年の拡大するeラーニングのニーズに応えるべく,問題集のための小規模eラーニングを実現するソフト群であるoq-seriesを開発し,更新しながら10年近く公開し続けている.今後の方針を見極めるためにも,eラーニングの詳細なニーズの把握が課題となっていた.そこで,本稿では,ダウンロード履歴に対する詳細な時系列における定量的な分析と,実際に寄せられた相談の分析を行った.その結果,小規模eラーニングに対する十分なニーズと近年の増加,企業を中心とした教育機関以外の組織における,本格的なeラーイングを用いた情報セキュリティの教育のニーズが大きいことを明らかにした.