FIT2015第14回情報科学技術フォーラム 開催日:2015年9月15日(火)~17日(木) 会場:愛媛大学城北キャンパス
抄録
K-010
文法最小化を目指した日本語プログラミング言語「敷島」
大岩 元(慶大)・中鉢欣秀(産業技術大)
 ソフトウェア技術の進歩により、問題を抱えた人が自分でプログラムを書くことが容易になり、その能力が一般人にも要求されるようになった。これにともなって先進国では小学生からプログラミング教育を行なうことが始まっている。こうした状況では、プログラム作成より問題自体の本質的な困難の解決が重要になり,言語自体が理解し易く、学習が容易になることが求められる。日本語は少数の語彙と簡潔は文法で複雑で深いことを表わすことができるので,この性質をプログラミング言語で追求し、だれでも簡単に学習できる日本語プログラミング言語「敷島」を構想した。