抄録
K-008
ビジュアルプログラミングツールを用いたプログラミング導入教育の試み
○松村寿枝・内田眞司・西野貴之（奈良高専）・清水忠昭（鳥取大）
現在，高専の情報系学科では，プログラミング教育が行われているが，プログラミングに対して苦手意識を持つ学生も一定数存在する．そこで本研究では，学生の苦手意識を改善し，プログラミングの理解を深めることを目的とし，プログラミング教育の導入にビジュアルプログラミングを用いた講義を行い，その効果を学生へのアンケートにより評価する．
結果，成績上位の学生よりも下位の学生に，本講義の評価が高く，苦手意識の改善には一定の効果があったのではないかと考えられる．
