
抄録
J-035
立位・座位によるポインティングジェスチャーの差異
◎杉原慶哉・中道 上(福山大)・渡辺恵太(DNP情報システム)・山田俊哉(NTTアイティ)
指差しインターフェースをはじめとするジェスチャーによる非接触操作技術の研究が広く行われており,今後,多くの場面で利用されることが期待されている.しかし,それらの技術は立位での利用を想定されており,座位におけるポインティングジェスチャーの差異については検証が進められていない.
本研究では,ユーザーのからだの一部を基点,操作点とし,それら2点の延長線上をポインティング位置とするRemote Touch Pointingを利用して,立位と座位におけるポインティングジェスチャーの差異について検証を進める.特にポインティング時における基点と操作点に着目し,ポインティングする際の姿勢によるジェスチャーの差異について評価実験を実施した.